そしていつか強くなる
社会人になったばかりの年ほど、私は人生でないた事はないと思う。
失恋したときよりも、大好きだった肉親が死んだときよりも、涙が流れて堪らない。
失恋したなら泣いて愚痴を言ってスッキリすればいいが、肉親なら通夜、葬儀、納骨と心の準備と共に家族で悲しみを分かち合えばよいが、仕事となるとそうはいかない。
どんなに土ならあれ、罵られ、ケチョンケチョンに去れようが、仕事である限り翌日もその相手と逢わなければ行けない。
友達ならば絶交でもして、顔を合わさないようにすればいいが・・・また怒鳴られる、泣かされる・・・と思いながらも仕事を続けるのだ。
しかし、そんなことを繰り返している間にこつを覚え、いつのまにやら仕事を覚え、バランスを取り、上手くこなせるようになるから不思議である。
そして気がつくと、仕事に関しては最強に図太い精神と根性、毛の生えた心臓を手に入れることになってしまうのだ。
自分はいつまでもか弱く繊細な女の子のつもりなのだが、荒廃がメソメソ泣くのに肩を貸して、いつの間にやら慰め役・・・それが男性社員だったときには、自分の逞しさに唖然とするようになる!!
誰だって最初から完璧ではない、それでも働いている内に強くなり、逞しくなり、自分の経験が活かせるようにもなってくるのだ。
どんなときでも頑張っていれば、必ず道は開けてくる。